イエティの雪だるま投資記

20代社会人の長期投資ブログ エナフンさんを師として「100万円長期投資」等に挑戦中 ツイッターやってます

100万円長期投資 6月5週 成績

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  • フィードバック・雑感

ピックルス下落も、PF微減で何とか留まる

 

こんばんは イエティです。

毎週恒例「イエティPF」成績記事です。

 

日経平均は、米国市場においてアマゾンなどハイテク株の値動きが激しく、それに流される形で推移、週間ではやや下落した形で終わりました。

 

イエティPFは、先週組み込んだピックルスコーポレーションが1Q決算で前期比減益となり大きく売られる展開に。主力のバリューゴルフが上がったものの、全体では日経平均と同じく下落して終了しました。

また、当分売却は考えていないので現状ホールドで行こうと思ってます。

 

(今週の売買:なし)

 

  • 雑感

来週から7月に入りますね。今年も半分が過ぎたと思うとあっという間です。

 

当ブログでは、このイエティPF記事と週一回何か発信する という週2回更新を掲げています。

 

そこで、「この週にこの記事を書く」 ということをノートに認めているのですが、6月はバリューゴルフ、ピックルス決算 8月は大体の企業で決算発表なので、それについての記事を書くとして、7月は書くことがない(T_T)

 (まぁそれに合わせた企業の株を買えばいいだけですが)

 

なので7月は、いつもの決算分析などからは趣向を変えた記事を書こうと考えています。

 

その第一弾として、来週は「Excel×株」をテーマに私のExcelでの株管理法(例えば決算発表日の把握の仕方とか) などを書きたいなと思います。

 

あとは、今まで全然触れてない私の趣味の一つである「クイズゲーム(黒猫のウィズとか)」と株を絡ませたり絡ませなかったり、、

 

とにかく、7月はいつも以上にラフな記事が続くと思いますので来月も宜しくお願いします。

 

ではまた次回。

 

 

 

 

 

ピックルス H30 1Q決算分析

こんばんは イエティです。

 

今回は、「ピックルスコーポレーション」の1Q決算についての私の所感を書きたいと思います。

 

まずは、データの整理から。(カッコ内は前記どの実額での比較、単位:百万円)

 

売上   9,624(+2億9,400万円)

営業利益    362(-1億1,900万円)

経常利益    388(-1億1,500万円)

純利益     344(-8,100万円)

 

前期比では、増収減益となりました。

それでは、売上面と利益面に分けてみていきます。

 

  • 売上面

決算短信では、

・キムチ・惣菜製品が好調

・既存製品のリニューアル

等により前年比3.2%の増収となった とあります。

私は、伸び率がもう少し欲しいと思ってますが、メイン商品の拡大による増収なのでそこはプラスに捉えています。

 

バランスシートでも、

  • 受取手形・売掛債権 +8億円
  • 支払手形・買掛債権 +7億円

していることから、取引規模が順調に拡大していることが分かります。特に、漬物業界の国内トップメーカーなので、規模の拡大によるスケールメリットは非常に大きいと思います。

 

  • 利益面

決算短信では、

「昨年秋以降の天候不順による白菜の成長不良により出荷量が減少」したことにより減益となった とあります。

 

私は、この短信で「出荷量が減少」ではなく、「価格が高騰」とストレートに書かれていたら株式を売却、撤退してました。(今はホールドしています) 

 

「出荷量が減少=契約農家だけでなく市場での調達が必要となり、価格が高騰=減益となった」だから、意味合いとしては一緒じゃねぇか 何言ってんだよ と思う人もいると思いますが、それはその通りだと思います。

 

ただ、私は決算短信で企業側が少しでも減益の背景を説明してくれているところを評価しました。決算短信で企業側は別に、「仕入値の高騰により、減益となりました。」 と書いても良いはずです。それを少しでも、説明してくれているところに投資家に対する配慮が見えたのです。私はこういうところを見せる企業に投資するのが好きですし、こういった姿勢を見せないところにはどれだけ周りが良い企業だと言っていても基本投資していません。

 

野菜の価格についても、昨年秋からの高騰が5月初めくらいまで続いたので(平均卸金額の約2倍) 減益理由も会社のコメント通りだと思います。

 

次期決算については、野菜価格が5月以降平年並みに戻ったものの、6月中旬から再び上昇しているので契約農家との取引より安定した価格での仕入れができるといっても、注意が必要です。(依然市場の価格に利益が影響されやすいので)

 

なので今後は、市場価格、産地の天候・生産動向、ピックルスの生産体制、開発などに注視が必要だと思います。私も以上のことを気にしつつ100株ホールドしている状態なので、含み損を抱えながらも見届けていきたいと思います(´Д⊂ヽ

 

ではまた明日。

 

 

 

 

100万円長期投資 6月4週 成績

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  • フィードバック・雑感

ピックルスコーポレーションを打診買い

 

こんばんは イエティです。

毎週末恒例の「イエティPF」成績記事です。

 

日経平均は、2万円台で比較的安定した値動きを続けた結果、週単位で小幅に上昇しました。

 

イエティPFについても、バリューゴルフが上がったこともあり日経平均に続いて先週より上昇することができました。

 

今週の売買では、バリューゴルフを100株売却し、新たにピックルスコーポレーションを100株購入しています。

 

ピックルスは、漬物業界のリーディングカンパニーであり、「ご飯がススム」シリーズが有名な企業です。

参考:

http://www.pickles.co.jp/ir/ 

内のブリッジレポート等

 

 

収益に関しては、野菜価格によって変動(特に白菜)しやすい性質があり、前年は野菜価格が高騰したことで収益が悪化、下方修正を行っていました。

 

今期の野菜価格は、4月までは平均価格を大きく超えることもありましたが5月以降は平年並みの水準に落ち着いています。

参考:独立行政法人 農畜産業振興機構 野菜情報総合把握システム ベジ探

http://vegetan.alic.go.jp/vegetable_price.html

 

打診買いの理由は、契約栽培を増やしたことにより市場価格の高騰に対応できる力をつけたと思ったから。

本当は、4月まで野菜が高騰していたことから1Q決算(今週発表)は悪くなるかな と思っていたのですが、ブリッジレポートを見て契約農家の生産が安定していれば市場価格の高騰にも対応できるとの記述があったので、それならば1Qの決算もある程度期待できると踏みました。

 

まぁどうなるかは分からないので決算を待つのみです。

 

ということで、来週のブログ記事は「ピックルスコーポレーション1Q決算分析」記事を書こうと思います。(水曜か木曜にアップします)

 

では、また次回。

 

 

 

 

 

 

四季報17'夏 気になった企業 3選

こんばんは イエティです。

 

今回は、私イエティが四季報を読んで「あっこれいいかも」と思った企業を紹介します。

 

この企画は約3ヶ月前にも行っており、その際は

の4社を取り上げました。

 

ちなみに、この銘柄を4つ均等に投資していた場合、紹介した日から本日(2017/6/22)までの3ヶ月間利回りは22.3%でした。(主にロジネットのせい)

 

なので、ロジネットジャパン買っとけば良かったなぁと思いつつ今回も3社ピックアップしたので備忘録がてら書き連ねたいと思います。

注意事項

これは、イエティが四季報の情報のみを見て判断したものであり、将来の利益等は保証しません。

判断基準は

  • 比較的分かりやすいビジネスモデル
  • 割安
  • 成長

この3点です。

 

  1. ハリマ化成(4410)

6/22株価 837円 来期予想PER 7.80倍

ロジン(樹脂)原料・化学品の草分け 薬品向け樹脂材料など手掛けており、アメリカに大手樹脂製品製造会社を持つ。

 

2.フジマック(5965)

6/22株価 2,184円 来期予想PER 9.45倍

総合厨房設備機器メーカー 外食・ホテル向けに強み

 

3.ウェーブロック(7940)

6/22株価 1,348円 予想PER 11.53倍

壁紙・防虫網のトップメーカー サンゲツ向け見本帳で売上拡大の見込み。

 

以上です。

 

今回も前回に引き続き比較的割安な企業が無いように感じました。そして、なかなか判断基準に合う企業が見つからなかったので、

1番のハリマ化成については、判断基準の比較的分かりやすいビジネスモデルは無視して選出(私がここで扱っている製品の関連事業に携わっていることから、成長性があると思っているため入れました)。

また、2,3は中長期的に成長が見込める企業なのかなと思い選出しました。(ただバリューゴルフの方が成長性があると思ってますけどね)

 

本当はもっと身近な企業で良いのがあればと思うのですが割高だと感じたものが多く、外させて頂きました。

 

なので、あまり有名どころではない企業の選出となりましたが、紹介した企業も良い企業だと思うので私も時間がある時に詳しく調べてみたいと思います。

 

次回は、明日のイエティPF成績記事ですね。1銘柄増やしているのでその経緯でも書けたらなと思います。

 

ではまた次回。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

100万円長期投資 6月3週 成績


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  • フィードバック・雑感 

バリューゴルフウィーク完走!

 

こんばんは イエティです。

毎週末恒例の「イエティPF」のお時間です。

 

日経は多少下がりましたが、まぁ安定してますね(小並感)

 

すみません。飲み会終わりで書いてるので、今週は日経コメントしてる余裕ないです 勘弁して下さい。

 

さて、イエティPFはバリューゴルフ1Q決算を通過。決算前は期待で上がり、発表後は下がるといういつもの展開で週次でも少しのプラスで終了しました。

 

今後のことも考え、少しポジションを下げようかなと思いましたが、(注文を忘れ)今週も売買は行っていません。

 

(ここから雑感)

ちなみに今週は、ブログ史上初の平日毎日更新 決算及び決算書分析に力を入れた記事をアップすることができました。

 

裏話ですが、月曜から水曜に上げたバリューゴルフ分析記事の内容は、先週末に分析したものなのですが、あの記事書くのに一日徹夜しています。まぁ他の作業もしていたので仕方ないのですが。とにかく、決算書を見て、仮説を立てて将来を想像する この作業が楽しくて気づいたら朝になってたんですよね。

(参考:これが10数ページ続いてます)

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 ちなみに株の情報やブログを書く際は、基本的にノートで頭を整理してから書いているのですがノートもも6冊目に入りました。 そこで改めて、1冊目を見てみるとエナフンさんの旧ブログの記事を写したものや、落書き・謎の象形文字など色々書かれてあって自分の事ながら笑ってしまいました。

 

今後は、ノートに書く量を減らし、頭で処理できる力をつけてもっと良い記事が書けたらなと思うのですが、今のままだとノートにはこれからもお世話になりそうです。

 

次回は、本日に四季報が発売したので、私が四季報を読んで気になった銘柄をただ書く

四季報 気になった銘柄 17`夏」を木曜日に更新する予定です お楽しみに。

 

それではまた次回。

 

 

 

 

バリューゴルフ H30/1月期 1Q決算分析

こんばんは イエティです。

 

今回は、昨日に発表された「H30/1月期バリューゴルフ1Q決算」の内容について、私の所感を述べたいと思います。

(バリューゴルフについて・・

http://ieteli.hatenablog.com/entry/2017/03/13/221004 )

 

私は、今回の決算について

売上は申し分無しの内容 ただ利益は物足りなかった」と思っています。

それでは、詳しく見ていきます。

まずはデータの整理から。(基本四捨五入)

<全体>            単位:百万円

売上   726(前期比+4億9,200万円)

営業利益 25(前期比+2,400万円)

経常利益 24(前期比+2,400万円)

純利益  20(前期比+2,300万円)

 

セグメント別

ゴルフ 売上 686(前期比+5億1,000万円)

    利益 93(前期比+2,400万円)

広告  売上 39(前期比-1,500万円)

    利益 14(前期比+100万円)

医療系 売上 1.3(前期比-310万円)

    利益 -9.8(前期比-460万円)

 

合計  売上 727(前期比+4億9,300万円)

    利益 97(前期比+2,000万円)

 

(数字の変動が大きいため、変動率ではなく実額での比較をしています。)

 

 ここから売上面と利益面に分けて見ていきたいと思います。

  • 売上面

 やはり「ゴルフ事業の5億円もの売上増」が大きいですね。理由としては、

  • 一人予約サービスの売上・利益は下期偏重
  • 前期売上にECサービスは含まれていない

ことから、子会社ジープの売上が大きく寄与した結果だと思います。

 

勿論、その他の影響もありますがまさか3ヶ月で5億近くも売上を上げてくるとは思わなかったです。また、レッスンも好調そうで良かったです。広告・メディカルも減収となりましたが、取り組み自体は評価できる内容だと思います。私はそこまで気にしてません。

 

  • 利益面

決算を見て「少なすぎるだろ!!」と思った人が大半でしょうね。(私もその一人)

一応、前期と比べると2千万ほどの増益ですが、前期1Qにはマザーズ上場費用が含まれているので、それを考慮すると減益したといっても過言ではありません。

 

ただ、この利益額は仕方ないかなと思ってます。ジープの急拡大に対応するための費用が増大&サービス向上に力を入れたのが原因だと思うからです。

 

ジープは2月に大手ゴルフクラブメーカーの新製品発売のために、去年から資金を銀行から借り、ラインナップを充実してきました。しかし、それ以上に予約・注文が殺到 発売から間もなく人気商品が完売しました。なので急いで仕入れ、品切れにならないよう他の商品のラインナップも充実させて頑張って販売してきました。

 

その証拠に、この3ヶ月でバランスシート欄の商品が1億6,000万円増加、短期借入金が1億5,000万円増加しています。

 

ゴルフ用品を1億6,000万円分増やすのは容易ではありません。ゴルフクラブ1本2万円としても8,000本です。

 

また、商品が増えた分管理も大変だったと思います。そのため販売・管理費が増大になり、売上が伸びるも利益があまり伸びなかったのでしょう

 

しかし、

  • 人気商品の把握
  •  販売体制の確立・効率化
  • カスタマーデータの取得

など、利益には見えない大きな財産を手に入れたと思います。

 

なので、今後はより効率的な調達・営業ができ、より大きな売上・利益が見込めると思います。

 

まとめ

決算発表の翌日の株価は下落しましたが、今回の決算の内容について私は「ポジティブ」と評価しています。ただ、ジープの利益率の改善、広告・メディカル事業の業績改善、一人予約サービスの認知率の向上

等問題点もあるので、引き続き頑張っていってもらいたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投資前の注意点 バリューゴルフ注目ポイント③

・記事の内容は、筆者の推論であり企業側に裏取り等は行っていないこと

・投資は自己責任

以上ご了承頂くよう宜しくお願いします

こんにちは イエティです。

 

今週より始まりました「バリューゴルフ特集」も今回が第三回目となります。

第一回・・

http://ieteli.hatenablog.com/entry/2017/06/12/222651

第二回・・

http://ieteli.hatenablog.com/entry/2017/06/13/200827

 

第三回のテーマは「イエティ的バリューゴルフ投資前の注意点」です。押さえておきたい要点2点と、イエティ的に気になる点を1点紹介します。

 

まず、押さえておきたい点は、

  1. 競合他社の動向
  2. 広告メディア制作・メディカル事業

 

この2点です。

1.競合他社については、バリューゴルフの他に「一人予約サービス」を行っている楽天などが挙げられます。

(以前の分析記事でも取り上げています

 http://ieteli.hatenablog.com/entry/2017/03/13/221004 )

 

現況の比較について、正確なデータがないため予測ですが、私はシェアはほぼ互角、ただ少しバリューゴルフ優勢だと思っています。

 

2.広告メディア・メディカルについて

 

バリューゴルフは前期決算において、下方修正後の予想売上値を下回る決算を発表しました。

 

そうなってしまった背景の一つに広告メディア・メディカルの納期ズレが挙げられます。

 

そのため、今期1Q決算では前期納期分が売上に結びついているかどうか注意する必要があります。

 

そのため、決算短信の「セグメント情報」には注視が必要だと言えます。

 

以上が、バリューゴルフに投資する前、現在注意しておきたい点です。

 

イエティ的気になる点

ここからはほぼ余談なので、読み飛ばしてもらっても構いません。

 

私が気になっている点は「従業員のジェネレーションギャップ」です。

 

有報には(提出会社の状況より)

  • 従業員数 37人
  • 平均年齢 39.7歳

 

と明記されています。

 

わたしはこう思いました。

平均年齢高いんじゃ〜(千鳥風)

 

バリューゴルフは新卒の採用を始めています。それはいいのですが、入ってきた新卒が年齢層の高い企業に溶け込むのは想像以上にハードルが高いです。(個人の経験上)

 

私も、前職で60代のおじさんに仕事を教わっていたのですが、色々合わずに苦労しました。(仕事はロクに教えねぇし、普段は仕事せず、別の部署行ってやがるし、いざ教えるにしても指示語ばっかで分からず、聞いたら怒られる あのクソジジイ・・・)

 

閑話休題。とにかく私は、新卒などに対する教育体制も大切だと思っていまして、平均年齢が高いと特に注意します。 そのため、就活サイトや転職情報、口コミをみて 明確な悪いコメント・情報があれば投資を避けます。

 

投資において、重要性はあまり高くないと思いますがこういった材料も企業を見る上では有効です。

 

次回はいよいよ決算分析です。