(新企画)ミニ決算分析 4809 パラカ
こんばんは イエティです。
今回は、8月といえば「決算発表」
ということで「決算分析記事」です。
ただ、以前のようながっちりした決算分析をやると多数の銘柄をフォローできないので
- 企業概要
- 四半期決算・イエティ的注目ポイント
に内容を絞った「ミニ決算分析」として書き連ねていきたいと思います。
第一回 :4809 パラカ
1.企業概要
四季報より作成。
駐車場の運営を中心とした企業です。
売上・利益共に右肩上がりの成長を見せています。
2.注目ポイント
- 営業利益が前期比と比べて減益、売上・利益共に未達の恐れ
- 賃借・保有駐車場は急拡大中
- 3Q業績は◎
①パラカの今期3Q決算は
売上 9,379 (前期比4.3%↑)
営業利益 1,735 (前期比5.3%↓)
となりました。これで今期決算予想に対する進捗率は
売上 72.1%
営業利益 67.3%
となったので、今期は下方修正が予想されます。そのせいか決算発表後、株価は大きく下げました。
②、③
しかし、株価は翌日に急上昇。決算発表前の水準に戻っています。何故でしょうか?
私は、
- 駐車場数が急拡大していること
- 3Qで利益率が改善していること
が理由だと思っています。
この画像は、左が今期四半期決算の数字
右が賃借駐車場の数を示しています。
右側をみると、駐車場ビジネスが拡大を続けている事が明らかです。(目盛りが恣意的なところはありますが)
また、右側下を見ると、3ヶ月前と比べて原価率が改善していることが分かります。
つまり、減益となったものの
- 主軸の駐車場ビジネスが拡大し続けていること
- 原価率の改善
ことが評価されて、株価は再び発表前の水準に戻ったのだと思います。
また、私も以上のことから今回の決算は「ポジティブ」に捉えています。また、新事業の発表もありましたし。
これからが楽しみな企業ですね♪
以上です。このコーナーでは様々な企業の四半期決算等をこのようにライトにまとめて発信していこうと思います。