100万円長期投資 3月1週 成績
- フィードバック・雑感
年利率が20%を突破!
まぁ日経平均も伸びてますし、ツイッターなどではそれを超越した成績を残していらっしゃる方々が大勢いるので、大して良くはない数字なのかもしれないですが。
しかし、昨年9月の運用開始の際に「年利率20%」を目標に掲げていたので、それを半年で達成できたのは非常に嬉しいです!
<フィードバック>
- 今週は売買なし
- ウィルグループが若干下がるも、全体として堅調な動き(画像に先週比の欄を作りました。)
<雑記>
これからの運用方針は、基本、現金比率を20%は残します(少なくとも5月頃までは)
理由は、この相場がずっと続くと思っておらず、リスクヘッジをしておく必要があると考えているからです。
その分、良い銘柄があれば集中投資してみたりするなど、いつもより幅を利かせた投資ができたらな と考えてます。
まぁ買いたい銘柄はだいたい上がってしまったんですけどね、、、
あと、次回の記事は未定です。(いつものこと) ゴルフとかゲームとかやること多くて、、(言い訳)
ではまた次回。
指標には様々な見方があるという話
こんにちは イエティです。
今回は、記事作成に当てられる時間も少なかったので、私の大学時代での、思い出に残っている出来事でも書きたいと思います。
私は、経済・経営系の大学に行っていました。 授業内容は基礎科目に加え、マクロ、ミクロ経済やFP、証券関係(証券アナリスト系)などお金に関わる様々な講義があったのですが、私は、その中でも会計にハマり専門的に学習してました。
講師が公認会計士の人で、決算書から実際の企業経営につなげた話が面白かったからです。
流動比率とは?
今日はその先生の元で学んでいたときの話。
ある日の講義、内容は決算書から、自己資本比率など指標を使い、企業の経営を分析するというもの。 私が調べた企業は、同業他社に比べて流動比率が高かったため
{流動比率とは流動資産(一般的に1年以内に使う資産)を流動負債で割った値。}
私「(私が調べた企業は)流動比率が高いため、経営安定性が高いです!(^ム^)」
先生「流動比率が高いと、安全なのはなぜですか?」
私「えーっと、今すぐ返さないといけないお金より、現金など今使えるお金のほうが多いからです( ´∀`)!」
すると、先生は決算書を手に取り
先生「ここは流動資産の中でも、現金が特に多いですね」
私「そうですねー」
先生「流動資産、特に現金が多いと、M&Aなど企業買収に狙われる可能性が高いんですよ」
私「(;´Д`)」
仮に企業買収して、失敗したとしても現金が多いとその分は必ずプラスになりますよね。つまり買収側のリスクが低くなり、買収されやすくなる ということなのです。
流動比率は、安全性を測る指標なだけだと思っていた私は驚嘆したのと同時に、企業を見る際は指標でも何でも「なぜそうなのか?」理由や「裏はないのか?」二面性を見ることが大切だと感じました。
今後は、そういった考え方を銘柄分析に活かしたりしていけばいいなぁ( ・∀・)
ではまた次回。
100万円長期投資 2月4週 成績
- フィードバック・雑感
V字回復しました 以上。
で、終わらせたいところですが、これだと「なんのこっちゃ」なブログになるので一応フィードバックを
JSS・・・この一週間で10%以上上昇。正直びっくりしています ところで何故、決算を発表してから間が空いた今週になって上昇したのでしょうか? もし、私が銘柄分析したからだとするなら、次回のハードルが上がるので、次回はクソ株を持ち上げまくって紹介します。
それは冗談で、同郷の雄である(私は大阪生まれ)この企業を応援してくれる人が増えるのは素直に嬉しいことです。
ウィルグループ・セレスポ・・・ウィルグループは上昇。セレスポは週明けに大幅に上がるも、結局は先週と同じ株価で収束しました。余談ですが、今後はここの銘柄分析記事も上げる予定です。(ウィルグループは他の著名投資家さんの分析が多いからしないかも)
あとギガプライズを買い直してはいたのですが、すみません 今日の朝の買い板を見て、ビビってしまい、投げてしまいました。
こんな自分を長期投資家と言っていいのかも疑問ですが、寛大な心で見守ってもらえると嬉しいです(^_^.)
次回は・・・未定です(-_-;) ただ、火曜・水曜あたりに銘柄分析とか何らかの記事は上げようと思ってますので、その時は良ければご覧ください。
ではまた来週。
〈銘柄分析〉6074 JSS
今回は、約4週間ぶりの銘柄分析です。取り上げる企業は「JSS」です。
- 企業概要
(単位:百万円)
→売上・利益共に緩やかではあるが成長
- ニチイ学館とつながりを持つ(2014年、ニチイ学館と資本業務提携を締結。)
- 業務形態は、「直営」と、事業者から委託料をもらい、指導スタッフを派遣、常駐させる「受託」の2つ
- その他、スポーツ用品等の販売など行う
2.企業の強み
- 子供・ジュニア世代の育成・指導に定評。子供会員数も伸ばしている
- 五輪選手を輩出する高い指導力
3.市場動向
フィットネス業界の売上高・会員数推移
グラフの通り、2000年後半以降はやや横ばいで推移している。
4.リスク・注意事項
- 大人会員数の減少
5.注目ポイント
- 成人向けフィットネスサービス開始
大人会員数の減少対策として、成人向けの「アクア・スティック・マジック」を開始
水の中で1mほどのスティックを持ちながら曲に合わせて体を動かすトレーニングで、水中なので体重の負担が少なく、膝や腰が悪い人にも良いとのこと
介護に強いニチイ学館とのつながりを活かして年配の層を増やせると、高成長も見込める
その他、ローコストやサービス向上などのメリットを持つ、「コンパクトプール」を開発 各地展開に向けて取り組んでいる
- 原価率に注意
これは各四半期の推移ですが、原価率が非常に高いです。特に高かった前期決算や当期1Qは利益の確保がやっとの状況です。
これはその売上原価の内容ですが、ポイントは水道光熱費と車輌費で原価の14.1%(売上原価全体の12.7%)を占めていることです。 スクール事業の関係上、給料や地代家賃などを下げるのは難しく、売上を上げるにも会員数を大幅に増やすなどしないといけません(裏を返せば安定性は高い)
そのため原油など資源価格が上がれば、上記の原価が上昇し、利益が取れずサービスの低下などのリスクが生じます。そのため資源価格には注視が必要です。
(参考:石油製品 卸価格の推移http://www.noe.jxgroup.co.jp/newsrelease/2016/post_14.html)
(上の情報は、ツイッターなどで活躍していらっしゃる、やきいもさんに教えて頂きました。ブログもやってるのでここで勝手に紹介します😅 https://yakiimofund.com)
6.成長性・割安性分析
私は、過去2期及び、来季・来来期四季報予想、ここまでの情報から成長率を8.5%と設定、リスクを考慮しPERは7.9倍としました。来期EPS154を掛けて買い株価は1213円です。今の株価はこれより高いですね。割高ですが、私はいつも成長率を厳しめに見ているので将来性を鑑みると、、、あとは皆様に任せます。
7.まとめ
あまり目立たない企業ですが、着実な成長、高い指導力、将来性は素晴らしい企業だと思います。あとホームページの子供の笑顔が素敵です!この記事を通じて気になった方は一度調べてみてはどうでしょうか?
ではまた次回。
100万円長期投資 2月3週 成績
- フィードバック・雑感
今週は、日経平均が伸び悩む中で、イエティPFは好決算を発表したJSSと先週新しく組み入れたセレスポが騰がり、大きく上昇しました。
また、ギガプライズを売却し、現金比率がかなり上がりました。しかし、割安の株が出てくるまでは買い増しはせず、ホールドするつもりです。
ちなみにツイッターでも呟きましたが、来週から休んでいた銘柄分析を再開しようと考えています。(パートナーエージェントのシステム異常のリスクは読めなかったです。準備期間を長く取っていたため、そこまで不安視していませんでした。次回からもっと精進します。)
次回は、私の保有している「JSS」の銘柄分析を来週火曜に記事としてアップする予定です。保有しているからといって買い煽りはせず書こうと思いますので、よろしくお願いします。
ではまた次回。
好決算で何故売られるのか? 四半期決算分析2
こんにちは イエティです
今回は四半期決算分析 その2と題して実際に前回のデータを投資にどう活かせられるか考えていきます。
なぜ好決算なのに売られるのか
これは平成28年度2Q ピックルスコーポレーションの決算短信の一部です。
売上が20%、利益もかなり高い成長をしており好決算に見えます。しかし、発表後株式市場は、、、
書き込みが雑ですが、暴落しました。
一体なぜなのでしょうか 前回のデータを見ながら考えてみましょう
これは発表までの四半期決算内容です ここで分かるのは「前期決算が悪かったから今期が普通なのに高い伸びに見えた」可能性です。
しかし前期と前前期を比べてもしっかり成長してますし、どうやらそうではない模様。(営業利益は下がっているが、今期それ以上に挽回している)
そこで前期において各四半期が決算にどれくらい影響しているか求めてみましょう。
売上だと前期1Q7683÷前期決算30152=25%
つまり1Qが決算に与えている影響度は25%となります。そしてこれを計算するとこうなります。
ちなみに左から1Q、2Q、3Q、決算です。
そして右に当期の会社の出している業績予想を書きました。そしてこの2つを掛けたのが
前回のこの表右上ですね つまりこの数字は「前期のペースで売上、利益を出すなら業績予想達成するために毎期これくらい頑張ってね!」 ということなんです。
そして、この表中段の実測値の一番右 2Qと比べると 売上、利益共に未達ですね😭
(追記:見にくいので分かりやすくしました)
つまり、決算短信で高い伸びを見せていても投資家は「前期のデータからもっと伸びると思ってたのに!」で売られたという背景が見えてこないでしょうか、、、 (あくまで筆者の予想です。)
こうしてみると決算短信の数字など周りの作る数字や意見に飲まれず、自分で分析して結果を出すと真逆の結論が出る、、 株式分析って面白いですね😃
だから辞められないのですよね、、
ちなみに今回はあくまで一予測で下がってしまった原因は色々あります。またこの分析手法も前期に特別損失などイレギュラーな要素を排除していないというデメリットもあるので注意してください。
以上が私の四半期決算分析です。今回のデータ作成もプロットさえ作れば一瞬で出せるのでぜひ作ってみてください♪
それではまた次回。
好決算でなぜ売られるのか 四半期決算分析1
こんにちは イエティです
今回はイエティ流四半期決算の見方について(タイトルは次回回収します。)
私は気になる銘柄の四半期決算が発表されるとまずExcelに資産や負債・売上などのデータを必ず手打ちで入力しています。
データ:ピックルスコーポレーション
こうすることでそれぞれの項目の伸びを見ておかしいところはないかチェックすることができます。また手打ちで入力しているので自然とその企業の決算のクセ(通期予想を弱く出す) などを掴むことができますし異常があれば読み返すだけなので かえって原因を早くつかめたりします。
そして、このデータを使って各四半期売上などの伸びを求めます。
データ:ピックルスコーポレーション
作り方は
- 一番上の段に先ほどの決算発表の数字をコピーする
- 2Q以降はその前の決算分が含まれているから引いてあげる(今決算−直前決算)
- 売上〜当期純利益を売上で割ることでそれぞれの売上比率を出す
こうすることで売上〜利益のうち何が変動しているのかチェックすることができます(前にパートナーエージェントの銘柄分析で触れましたね)
次回はこの表の右側の説明と実際に企業のデータを使って説明していきます すぐアップするので続けてお読み頂ければなと思います。