100万円長期投資 2月4週 成績
- フィードバック・雑感
V字回復しました 以上。
で、終わらせたいところですが、これだと「なんのこっちゃ」なブログになるので一応フィードバックを
JSS・・・この一週間で10%以上上昇。正直びっくりしています ところで何故、決算を発表してから間が空いた今週になって上昇したのでしょうか? もし、私が銘柄分析したからだとするなら、次回のハードルが上がるので、次回はクソ株を持ち上げまくって紹介します。
それは冗談で、同郷の雄である(私は大阪生まれ)この企業を応援してくれる人が増えるのは素直に嬉しいことです。
ウィルグループ・セレスポ・・・ウィルグループは上昇。セレスポは週明けに大幅に上がるも、結局は先週と同じ株価で収束しました。余談ですが、今後はここの銘柄分析記事も上げる予定です。(ウィルグループは他の著名投資家さんの分析が多いからしないかも)
あとギガプライズを買い直してはいたのですが、すみません 今日の朝の買い板を見て、ビビってしまい、投げてしまいました。
こんな自分を長期投資家と言っていいのかも疑問ですが、寛大な心で見守ってもらえると嬉しいです(^_^.)
次回は・・・未定です(-_-;) ただ、火曜・水曜あたりに銘柄分析とか何らかの記事は上げようと思ってますので、その時は良ければご覧ください。
ではまた来週。
〈銘柄分析〉6074 JSS
今回は、約4週間ぶりの銘柄分析です。取り上げる企業は「JSS」です。
- 企業概要
(単位:百万円)
→売上・利益共に緩やかではあるが成長
- ニチイ学館とつながりを持つ(2014年、ニチイ学館と資本業務提携を締結。)
- 業務形態は、「直営」と、事業者から委託料をもらい、指導スタッフを派遣、常駐させる「受託」の2つ
- その他、スポーツ用品等の販売など行う
2.企業の強み
- 子供・ジュニア世代の育成・指導に定評。子供会員数も伸ばしている
- 五輪選手を輩出する高い指導力
3.市場動向
フィットネス業界の売上高・会員数推移
グラフの通り、2000年後半以降はやや横ばいで推移している。
4.リスク・注意事項
- 大人会員数の減少
5.注目ポイント
- 成人向けフィットネスサービス開始
大人会員数の減少対策として、成人向けの「アクア・スティック・マジック」を開始
水の中で1mほどのスティックを持ちながら曲に合わせて体を動かすトレーニングで、水中なので体重の負担が少なく、膝や腰が悪い人にも良いとのこと
介護に強いニチイ学館とのつながりを活かして年配の層を増やせると、高成長も見込める
その他、ローコストやサービス向上などのメリットを持つ、「コンパクトプール」を開発 各地展開に向けて取り組んでいる
- 原価率に注意
これは各四半期の推移ですが、原価率が非常に高いです。特に高かった前期決算や当期1Qは利益の確保がやっとの状況です。
これはその売上原価の内容ですが、ポイントは水道光熱費と車輌費で原価の14.1%(売上原価全体の12.7%)を占めていることです。 スクール事業の関係上、給料や地代家賃などを下げるのは難しく、売上を上げるにも会員数を大幅に増やすなどしないといけません(裏を返せば安定性は高い)
そのため原油など資源価格が上がれば、上記の原価が上昇し、利益が取れずサービスの低下などのリスクが生じます。そのため資源価格には注視が必要です。
(参考:石油製品 卸価格の推移http://www.noe.jxgroup.co.jp/newsrelease/2016/post_14.html)
(上の情報は、ツイッターなどで活躍していらっしゃる、やきいもさんに教えて頂きました。ブログもやってるのでここで勝手に紹介します😅 https://yakiimofund.com)
6.成長性・割安性分析
私は、過去2期及び、来季・来来期四季報予想、ここまでの情報から成長率を8.5%と設定、リスクを考慮しPERは7.9倍としました。来期EPS154を掛けて買い株価は1213円です。今の株価はこれより高いですね。割高ですが、私はいつも成長率を厳しめに見ているので将来性を鑑みると、、、あとは皆様に任せます。
7.まとめ
あまり目立たない企業ですが、着実な成長、高い指導力、将来性は素晴らしい企業だと思います。あとホームページの子供の笑顔が素敵です!この記事を通じて気になった方は一度調べてみてはどうでしょうか?
ではまた次回。
100万円長期投資 2月3週 成績
- フィードバック・雑感
今週は、日経平均が伸び悩む中で、イエティPFは好決算を発表したJSSと先週新しく組み入れたセレスポが騰がり、大きく上昇しました。
また、ギガプライズを売却し、現金比率がかなり上がりました。しかし、割安の株が出てくるまでは買い増しはせず、ホールドするつもりです。
ちなみにツイッターでも呟きましたが、来週から休んでいた銘柄分析を再開しようと考えています。(パートナーエージェントのシステム異常のリスクは読めなかったです。準備期間を長く取っていたため、そこまで不安視していませんでした。次回からもっと精進します。)
次回は、私の保有している「JSS」の銘柄分析を来週火曜に記事としてアップする予定です。保有しているからといって買い煽りはせず書こうと思いますので、よろしくお願いします。
ではまた次回。
好決算で何故売られるのか? 四半期決算分析2
こんにちは イエティです
今回は四半期決算分析 その2と題して実際に前回のデータを投資にどう活かせられるか考えていきます。
なぜ好決算なのに売られるのか
これは平成28年度2Q ピックルスコーポレーションの決算短信の一部です。
売上が20%、利益もかなり高い成長をしており好決算に見えます。しかし、発表後株式市場は、、、
書き込みが雑ですが、暴落しました。
一体なぜなのでしょうか 前回のデータを見ながら考えてみましょう
これは発表までの四半期決算内容です ここで分かるのは「前期決算が悪かったから今期が普通なのに高い伸びに見えた」可能性です。
しかし前期と前前期を比べてもしっかり成長してますし、どうやらそうではない模様。(営業利益は下がっているが、今期それ以上に挽回している)
そこで前期において各四半期が決算にどれくらい影響しているか求めてみましょう。
売上だと前期1Q7683÷前期決算30152=25%
つまり1Qが決算に与えている影響度は25%となります。そしてこれを計算するとこうなります。
ちなみに左から1Q、2Q、3Q、決算です。
そして右に当期の会社の出している業績予想を書きました。そしてこの2つを掛けたのが
前回のこの表右上ですね つまりこの数字は「前期のペースで売上、利益を出すなら業績予想達成するために毎期これくらい頑張ってね!」 ということなんです。
そして、この表中段の実測値の一番右 2Qと比べると 売上、利益共に未達ですね😭
(追記:見にくいので分かりやすくしました)
つまり、決算短信で高い伸びを見せていても投資家は「前期のデータからもっと伸びると思ってたのに!」で売られたという背景が見えてこないでしょうか、、、 (あくまで筆者の予想です。)
こうしてみると決算短信の数字など周りの作る数字や意見に飲まれず、自分で分析して結果を出すと真逆の結論が出る、、 株式分析って面白いですね😃
だから辞められないのですよね、、
ちなみに今回はあくまで一予測で下がってしまった原因は色々あります。またこの分析手法も前期に特別損失などイレギュラーな要素を排除していないというデメリットもあるので注意してください。
以上が私の四半期決算分析です。今回のデータ作成もプロットさえ作れば一瞬で出せるのでぜひ作ってみてください♪
それではまた次回。
好決算でなぜ売られるのか 四半期決算分析1
こんにちは イエティです
今回はイエティ流四半期決算の見方について(タイトルは次回回収します。)
私は気になる銘柄の四半期決算が発表されるとまずExcelに資産や負債・売上などのデータを必ず手打ちで入力しています。
データ:ピックルスコーポレーション
こうすることでそれぞれの項目の伸びを見ておかしいところはないかチェックすることができます。また手打ちで入力しているので自然とその企業の決算のクセ(通期予想を弱く出す) などを掴むことができますし異常があれば読み返すだけなので かえって原因を早くつかめたりします。
そして、このデータを使って各四半期売上などの伸びを求めます。
データ:ピックルスコーポレーション
作り方は
- 一番上の段に先ほどの決算発表の数字をコピーする
- 2Q以降はその前の決算分が含まれているから引いてあげる(今決算−直前決算)
- 売上〜当期純利益を売上で割ることでそれぞれの売上比率を出す
こうすることで売上〜利益のうち何が変動しているのかチェックすることができます(前にパートナーエージェントの銘柄分析で触れましたね)
次回はこの表の右側の説明と実際に企業のデータを使って説明していきます すぐアップするので続けてお読み頂ければなと思います。
自分の投資ルールを作る
こんにちは イエティです。
今回は株式投資における銘柄選定についてです。
以前銘柄分析について記事を書いたのですが、(高い評価を頂き非常に嬉しかった)
http://ieteli.hatenablog.com/entry/2017/01/17/234039
そもそも数千銘柄以上ある中でどうやって気になる銘柄を見つけるかというのは非常に大切なポイントだと思います。
特に兼業投資家は時間が限られるため、短時間で有望な銘柄を見つける必要があります。
そのためにはどういった銘柄に投資するか自分の判断基準・ルールを持っておく必要があります。
私は銘柄を探すときは
- 来期予想PERより期待成長率が高い企業
- 営業キャッシュフローがプラス
- 理解しやすい商売をしている
企業に絞っています。そうすることで銘柄を探す時間を減らし、銘柄分析に力を入れることができるからです。
あと、ツイッターでよくあがってる銘柄も分析したりしてます。
ちなみに自分で分析基準を持っていない人はこのやり方は辞めたほうがいいです 私は学生時代 「有名投資家の○○さんが持ってるから買おう!」 で1日で20万ほど飛ばした淡い青春を味わっているので😅
ちなみに私が尊敬する投資家 ピーター・リンチは
- 財務基盤が強い
- 成長力が高い
- 成長余力が大きい
- 割安
な銘柄に投資せよ と述べており、実際にそのような銘柄に投資して成功しています。
つまり、成功している人は絶対的自分ルールを持っている といえます。
なので皆様も投資ルールを持っていらっしゃる方はより良く、 ない人は早く判断基準を持って 有意義な投資ライフを過ごしましょう😄
ではまた次回。