【投資初心者必見】長期投資・株の買い時
目次
1.はじめに
2.株の買い時とは
3.指標で見る買い時
4.指標を簡単にみるExcelツール(本題)
5.さいごに
1.はじめに
この記事は、
・長期投資家(特に兼業などであまり投資に時間をかけられない人におすすめ)
・投資に興味のある初心者
向けの記事です(そのためデイトレーダーや投資=一瞬で大金持ちor0のギャンブルなどと思ってる方はブラウザバックしてください)
2.株の買い時とは
当たり前ですが株は「安い時に買って高い時に売る」と儲かります。
では安い時はどういう時かといえば、
・投資している銘柄についてバッドニュースがあったとき
・市況悪化が起こったとき
などが挙げられます。しかし、上記のことが起こったときに株を買えば儲かるか?というとそうではありません。例えばバッドニュースは、その内容が企業の業績にどれほど影響があるか見極める力が問われます。(例:グレイステクノロジーの上場廃止など)
一方で、市況の悪化に関しては長期的に株の買い時となることが非常に多いです。理由は市況の悪化は一時的であることが多く、直接的に投資銘柄に業績影響を及ぼさない場合、業績の成長に応じて株価の回復が期待できるからです。(過去にもリーマンショック時に誰もが株から離れた中で、粛々と投資を進めた人は今頃大金持ちでしょう)
そのため、私は「市況が悪化している時に業績成長の期待できる株を買い、長期的に保有することで儲けることができる」と考えています。
それでは市況が悪化している時はどういう時か一般的な指標で見てみます。
3.指標で見る買い時
市況を示す一般的な指標として
・騰落レシオ
・信用評価損益率
があります。
騰落レシオは、値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割ることで算出、市場の過熱感を表す指標です。(100が平均で、120以上で市況過熱=割高、80以下で市況悪化=割安だと言われています)
また、信用評価損益率は信用取引で株を買っている人が買値と比べて今どのくらいの損失状態であるかを見る指標です。(-15%を下回ると市況悪化=割安だと言われています)
これらの指標は、主に
でみることができます。
つまり、「騰落レシオと信用評価損益率を見ることで投資初心者でも市況が過熱しているか悪化しているかざっくりですが確認することができる」と言えます。
(これを言うと「そんな指標誰でも知ってるし、他にも重要な指標が一杯あるやろ」と思う方もいるかもしれないですが、色々な敏腕投資家と情報交換した限りでは投資を本業としない限りはこれだけ見ていれば十分だと思います)
それではここから本題。
「わかった、わかった、騰落レシオが80以下で信用評価損益率が-15%以下になったら何か株買えばええんやな。でも毎日いちいち確認するの面倒やわ!」
という人向けに数十秒で市況的に割高か割安かを見ることのできるExcelツールを紹介します。
4.指標を簡単にみるExcelツール
Excelツール
(2022/4/21 エラー修正)
(開いた後、ファイル→ダウンロード(Excel)を押下してください)
これは「騰落レシオ、信用評価損益率」の最新データを取得し、設定した割安・割高の基準をもとに現在の市況を表すツールです。
このツールの便利なところは「すべて更新」ボタンを一回押すだけで自動で最新の値を拾ってきてくれるため、一日数十秒で市況を確認できるところです。
これを使えば市況的に割安か割高かわかるので、投資初心者の場合は
「毎日シートを確認して割安と表示されたら投資信託を買う」といった運用をすればローリスク・ミドルリターンの長期投資が可能です。(勿論損失に対する責任は取れませんが)
このシート無料でダウンロードできるので是非一度見てみてください。
5.さいごに
「投資に興味はあるけど怖い」人や「投資を学ぶために毎月〇万円でプロの投資家のオンラインサロンに入ったけど意味なかった」人がいるなかで、何か役に立つ記事が書ければと思い数年ぶりにExcelツールを作ってみました。
毎日苦労して貯めたお金を無駄なところに使ってほしくないので、投資初心者は上記のツールを使って、割安かとても割安と表示されたら分散型のインデックス投資信託を買ってみるというやり方で1年やってみてください。そして慣れてきたらどの銘柄を買えばいいか?優良な書籍が沢山あるので勉強してみてください。きっと、負けにくく勝ちやすい投資ができますよ。
(ここで「楽に儲かる方法を知りたい方は〇〇をチェック!」とか言って有料の投資情報サイトに結び付けるサイトもあると思いますが、私はそういう奴が嫌いなのでやりません。勝手にツール持って行ってください)
ちなみに、投資信託は例えばe-MAXISシリーズはノーロードで手数料が安いんでおすすめ(案件とかではない)